幸せホルモンと美容の関係

 


人間の脳では、常に身を正常に保つために約100種類以上の脳内ホルモンが常に分泌されています。

その中には私達の感情や意欲と密接に関わるものも多く存在します。

『幸せホルモン』とはその名の通り、喜び、楽しみ、やる気、などを生み出すホルモンのことです。

『幸せホルモン』は、大きく分けて3つの種類があります。

セロトニン・・・自律神経を整える、食欲や睡眠を整え寝つきが良くなる
オキシトシン・・・幸福感や社交性を高める、不安な恐怖心を和らげ安らぎを与える
ドーパミン・・・やる気や達成感を与える、記憶力向上

これらのホルモン

身体からたくさん分泌させるコツは”日光を浴びる☀️””人や動物とのスキンシップ、優しくする”など。

オキシトシンは細胞を活性化し、美肌やダイエットにも作用。
ターンオーバーを促してくれるので、肌が本来もつキレイになる力を高めてくれます。肌の悩み対策にも十分効果が期待ができます。

オキシトシンをたくさん増やすことができれば、ストレスを感じにくく幸福感に包まれます。心と肌はつながっていますから、心が満たされることで肌にもいい影響を与えてくれます。

またオキシトシンには満腹中枢を刺激することもわかっているので暴飲暴食を防ぐ効果もあります。つい早食いになったり、かけこんで食事をしてしまう人はオキシトシンの分泌を意識するといいですね。

オキシトシンを増やすには、、

1.愛情(恋愛・親切・寛大さ)
恋愛をするのはもちろん、ペットに愛情を感じたり、人に親切にしたりすること、人に対して寛大になったりすることでオキシトシンが増えます。

 2.交流(人との絆・つながり・視線)
人と会話したり、一緒に働いたり体を動かしたり。誰かと接し、つながることはオキシトシン分泌にとってとても大事。人と視線を合わせる時間が長くなるほど、血中のオキシトシンの濃度が高くなるという論文もあります。

3.ストレス軽減(睡眠・運動・栄養)
オキシトシン血中濃度を減らしてしまう、いちばんの要因はストレス。ストレスに対抗するには睡眠・適度な運動・栄養が大切です。ウォーキングやストレッチ、アロマテラピー、呼吸法など、自分に合ったストレス解消法を見つけて。また、栄養が不足すると、心や体の不調(ストレス)が増え、その結果オキシトシンの分泌が抑制されてしまいます。特に生理がある女性は鉄欠乏に注意。貧血がないために鉄欠乏が見逃され、心身のストレスを抱えている鉄欠乏女子(テケジョ)が多いとのこと。

4.快刺激(五感からの心地よい刺激)
美しい景色を見たり、気持ちのいい風に吹かれたり、おいしい料理を味わったり。心地よいものに触れる・見る・聞く・嗅ぐ・味わうなど、自分にとって気持ちのいい刺激はオキシトシンを確実に増やしてくれます。

5.接触(スキンシップ)
パートナーとハグしたり、友達と触れ合ったり。コロナ禍ではグーや肘でのタッチでもOK。ヘッドマッサージやエステなど心地よい刺激で人に触れてもらったり、動物とスキンシップをとったりすることも大いに効果があります。

6.栄養(マグネシウム亜鉛ビタミンD
バランスのいい食事が大切ですが、ことにマグネシウム亜鉛などのミネラルやビタミンDなどのビタミンが欠乏すると、オキシトシンの分泌や効能が低減してしまうので要注意。この3つの栄養素は特に、直接的にオキシトシン血中濃度を上げるのをサポートしてくれます。